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※※※ 熱いおやじのこころ紀行 ※※※
※※ 「予め防ぐこと」の意義 その2 ※※
vol.33 2007/7/10
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「防意識」が希薄な日本人
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神戸市の防災意識はものすごく高まったそうです。阪神淡路大震災の
教訓が随所に行かされ、相当な備えがなされていると聞きます。
もしも、震災前に今の備えができていたならば、幾人の命が救えたで
しょうか?
本来ならば、大震災の教訓を生かさなければならないのは、大地震の
到来が予測されている地域の人々のはずです。
私が住んでいる三重県の名張市も東南海地震の影響を受ける地域です。
平均予想震度は5強と予測されていますが、地盤の悪い所に悪条件が
重なれば震度6強にもなると思われます。
ところが、ほとんどの住民に危機意識が見られません。出たとこ勝負
という感じで、行政も住民も避難訓練や非常食等、地震が発生した後の
対策しか考えておりません。
避難訓練や非常食でいかほどの命が救われるでしょうか?どれほどの
財産が守られるでしょうか?
人命と財産を守るためには、事前対策すなわち「予め防ぐ」必要があ
ります。
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地震の「予防」とは
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地震の発生それ自体を止めることはできませんが、被害を減らすこと
はできます。何をしたら被害を少なくすることができるでしょうか?
家が潰れてしまうと助かる見込みは低くなります。建築基準法の耐震
基準が厳しくなった1981年6月以前に建築した家屋は耐震診断をして
必要な耐震補強をしておくことです。
家具が転倒して下敷きになり亡くなった人、大けがをした人が非常に
多いのも地震の特徴です。高い所に落下物を置かないこと。家具の転倒
防止をすることは最低限必要なことです。
火災は自分の財産を焼失するだけに止まらず、他人の財産も燃やして
しまいます。 しかも、地震の時にはどこそこで火災が発生しますので、
消防自動車が来てくれる保証がありません。
消火器を2本程度は備えておきたいものです。もちろん備えておくだ
けではいけません。例え火が出てもボヤで消し止めることができるよう
に消化器の使い方を訓練しておくことが大切なのです。
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