心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

      ※※※ 熱いおやじのこころ紀行 ※※※

             人のこころも経済も
           下り坂を転がっている日本

              vol.2 2002/11/02
           http://www/kirei-ni.com/
  心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心
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           ☆ 日本は何故衰退したか。☆
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        ……昔は人が機械を使っていた……

    昔は「人が機械を使って」物を造っていました。
    働く仲間が励まし合い、力を合わせ、知恵を出し
    合う人が主役の社会でした。

    このように「凡人が協力して非凡なことを成し遂
    げる」社会では、協調性が優れている日本人の力
    が遺憾なく発揮され、私たちは「物質的な豊かさ」
    を手に入れることができました。

    ……自ら作った「人が機械に使われる時代」……

    賢くて勤勉な日本人は頑張り過ぎた結果、「機械
    が人を使う」「機械が主役、人間が脇役」の社会
    を生み出し、自分たちの働く場所さえも失いつつ
    あります。

    「もっと豊になろう」「もっと楽になろう」と日本国中
     が「省力化、省力化」のかけ声でオートメ ーショ
     ン化を進めました。 「省力化」というのは「力を省
     く」ことです。

    言い換えれば「機械を働かせて、人の力を要らな
    くする」ことで、省力化が進めば進むほど人々の
    働く場所は狭められていきます。 そして人的資源
     (協調心、技術力など)の活躍の場が無くなり、
    人的資源の値打ちも落ちました。

    ……私たちの機械が外国から攻めてきた……

    さらに困った問題は、人間の能力をさして必要と
    しない最新鋭の設備は、中国でもベトナムでもタイ
    でもどこでも使えることです。
 
    総力を挙げて生み出した機械は日本を飛び出して
    外国で品物を作り、日本に送り込んできます。
    「機械に働く場所を奪われ私たちは何をしたら良
    いのでしょうか?」

    これは先進国の宿命でしょうが、その中でも特に
    我が国は省力化に熱心と感じられます。
    物事は「ほどほど」がベストのような気がします。   

        …… 鉄腕アトムは夢の中が良い……

    今、世界に先駆けてロボットの開発競争が話題を
    呼んでいます。
    ロボットは人類を豊にしてくれるでしょうか?

    鉄腕アトムにあこがれていた頃の方が幸せだった
    ような気がします。

    ※次回から日本人のこころの移り変わりに触れる
      つもりです。

       


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