心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

      ※※※ 熱いおやじのこころ紀行 ※※※
          ※※ 青 少 年 育 成  ※※
           vol.27 2005/4/12
          http://www/kirei-ni.com/

心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

        「子どもの心を曲げさせないために」
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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞                三コトママと三コトパパ
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 「ハヨ勉強シイ」「ハヨ寝エ」「忘レモンナイカ」
このように短い言葉しか発しない母親を<三コトママ>
と言います。
  このような家庭では、父親から出される言葉も大同小
異で「ヤカマシイ」「ウルサイッ」「シズカニセイ」といった
<三コトパパ>の抑止言葉です。
  「メシ」「フロ」「サケ」と言う以外は何もしゃべら ない
父親もいます。
  こんな言語環境にある子は言語能力の成長がきわめて
困難になります。いつも、粘度をちぎって投げるような言葉
が飛び交っている家庭では、子どもを賢くするのは不可能
に近いことです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−             子どもの考える力を育てる言葉
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  いつも、このような単純会話しか耳にせずに少年期を
過ごす子どもにとって、複雑な情報を理解したり、高度
の問題を解決することは、聞くだけで頭が痛くなること
になります。
  子どもの考える力は、言語を用いることで育ちます。
  頭の中で考えているときは、必ず言葉を操作しています。
  主語・述語を明確に意識しながら、接続詞をふんだん
に使って、論理を展開しているのです。
  親からの一方的な指示や、命令ばかりを押しつけられ
ている子は、自分で考える必要が乏しく、論理的な思考
が育ちにくいのです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                言葉の豊富さが大切
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  言語能力は、大まかにいってどれだけの言葉を知って
いるか、どれだけ自由に使いこなせるかによって決まります。
 小学校に入学してスタートラインに立つとき、何メートルも
前からスタートする子は、間違いなく多くの言葉を使いこなし
ています。
  親が日常使っている言葉の質が高ければ、おのずと子
どもの言語能力の発達は促進されます。
  質の高い言葉や物の言い方をよく聞いて育った子にと
っては、文章を理解する力は当然ながら、算数の文章題
を解くことも、大して難しいことではありません。計算の
しかたさえきちんと飲み込んでおけば、苦労せずに正解
をだすことができます。

 



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