心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

　 　　※※※　熱いおやじのこころ紀行 ※※※
　　　　　　 　　 ※※ 青 少 年 育 成　 ※※

　　　 　　　　　　　　　vol.21 2004/6/4
　　　　　　　　 http://www/kirei-ni.com/

心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

　　 　　「子どもの心を真っ直ぐに育てる社会」
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　　　 　　　∞∞　環境が汚染されると ∞∞ 　

　 今では使用禁止になりましたが、船底に塗る塗料
には、フジツボなどを付着させないために、錫を混ぜ
込んだ時期がありました。
　 ところが、その錫が溶け出し海水を汚染した結果
魚の背骨が曲がってしまいました。

　　　　　　　　　　魚の背骨が曲がる
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
　 錫が海水に溶け出したとしてもごく微量ですから、
海水の色が変わるとか、目に見えるものではありま
せん。
　 何故判ったかと言うと、船の出入りが多い海域に
背骨の曲がった魚が多く見られ、その原因を分析し
たら「錫が犯人」と判明しました。

　 生活環境が汚染されると、魚の場合は背骨が曲が
ってしまうのです。

　　　　　 　 　　 人間は心が曲がる
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　 今の日本に、バブルの頃の勢いはありませんが、
まだまだ物質的には豊かな国です。
　 「豊かさ」には「精神的な豊かさ」と「物質的豊かさ」
があると思います。
　 この物質的豊かさは曲者で、海水における錫のよ
うに社会の空気を汚染しているようです。

　 「自分さえ良ければ良い」「金が儲かれば良い」

との拝金主義に歯止めが効ず、金が社会を汚染して
しまったのではないでしょうか？

　 政治家、官僚の無責任なやりたい放題。
それに対して無関心な、無気力な国民という構図に
なり、日本の空気はますます汚染が酷くなる様相を
呈しています。

　 曲がってしまった大人の「心」を治すのは至難の
業ですが、せめて子供たちの心を曲げさせないよう
にしたいものです。