心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

　 　　※※※　熱いおやじのこころ紀行 ※※※

　　　　　　　　※※　お盆に思うこと　　※※

　　　　　　　　　　vol.13 2003/8/16
　　　　　　　　 http://www/kirei-ni.com/
心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

　PHP８月号に「帰省」と題した人間味溢れる文章を
見つけました。今号でぜひ紹介させて下さい。

　さらりと読ませて「人の心にスーと入り込む」
この名文に出会ったことで、私の心の垢が少しだ
け落ちたように感じました。

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　　　　　　　　 　　　　 帰　省

　 大きな土産を両手に抱えて、故郷に向かう。
　 年に一度の盆帰り。久しぶりに見る親兄弟の顔。
　 部屋の真ん中に大の字に寝ころんで、静かに目
を閉じる。地の底から湧きあがるような蝉しぐれ。

　　　　　　　　”ああ、帰ってきたんだ。”

　 故郷の空気を吸うと人間は元気が出るものだ
と、誰かが言っていたことを思い出す。

　 夕方、近くのお寺に墓参り。手を合わせ、一年
の報告をする。「頑張ってなんとかやっています。
これからも見守っていてください・・・・・。」

　 思えば、自分が今ここでこうしているのは、
父母、祖父母をはじめ先祖のお陰である。

　 遠い過去から未来に向かって脈々と連なる一筋の
道、そのどこかに自分は立っている。
　 先祖代々の子孫よかれとの思い、願いがあって、
今ここに生きているのである。そう思うとありがたさが
こみあげてくる。喜びが湧いてくる。

　 お盆は、亡き人の恩愛がひとしお胸に沁みて、
わが身の来し方行く末に思いを馳せる、そんな時
であろうか。

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　 帰省でリフレッシュできましたか？
　 帰り道の平安をお祈りいたします。
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