心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心
※※※ 熱いおやじのこころ紀行 ※※※
※※ 幼児化したのか日本人? ※※
vol.14 2003/9/27
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責任逃れ
零細企業の社長にとって、昨今の経済状況は
「働けど働けど我が暮らし楽にならず」です。
まるで底が抜けたかのように、落ち続けた株価
について、政策責任者は「株価は日本経済の実力
を反映するものではなく、米国をはじめ海外市場
の影響で下落している」と言い訳していました。
さて、落ちる所まで落ちてしまった株価は少し
ずつ反発してきました。
くだんの政策責任者曰く、「ようやく構造改革の
効果が現れ、新しい芽が出てきた。その証拠に株
価が上昇している。」と宣う。
自分の立場が不利になると「言い訳」をし、さらに
「責任を他に転嫁する」それでも足りないと「だって
○○○にもこんなに悪い所が有る」と、他人(相手)
の非を取り上げて攻撃する。
「他人が悪ければ、自分の非は帳消しされる」と
言うのか、まるで子供の言い逃れを見ている様子。
さらに、取るに足らないほどの小さなことでも
「やった。やった。」と勝ち鬨をあげる。
「認めて誉める」ことを強要する。
度が過ぎて、他人の手柄を「自分の手柄」にかす
め取ってしまう。実に始末に悪いものです。
国の責任者が平気で言い逃れをし、「白いもの
でも黒」と強弁するのを見ると、いよいよ零細企
業の経営者は「やっていけない国」なってしまっ
たかと思います。
同じことは身の回りにも沢山転がっています。
何かあると言い訳が先に来る。言い訳が通らない
と見るや他人に責任転嫁する。それでもダメなら
何年も遡って相手の非を誹謗する。そして相手の
非で自分の非を相殺しようとする。
子供は大人のマネをして育つわけだから、この
ような大人が増えると、次の世代では責任逃れが
市民権を得てしまうのではと案じてしまう。
誰にも間違いがあります。状況が変わると約束
が果たせないこともあります。間違いや約束不履
行を自分の非として認め、時には詫び、反省する
ことのできる人が立派と評価されるのではないで
しょうか?
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