心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

　 　　※※※　熱いおやじのこころ紀行 ※※※
　　　　　 　　 ※※ 青 少 年 育 成　 ※※

　　　　　　　　　 vol.20 2004/4/2

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心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

　　 　　「子どもの心を真っ直ぐに育てる社会」
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　　 　∞∞　家庭　学校　地域と言うけれど ∞∞

　 非行少年の矯正施設の話しである。

　 曲がって、道を逸れた少年の心を真っ直ぐに矯正
するのは、さほど難しいことではないと言う。
　 ところが、真っ直ぐになった少年が家庭に戻ると、
一年も経たないうちに曲がってしまうらしい。
　 子どもの成育に最も大きな影響を及ぼすのが、
家庭環境であることに異論はない。

　 次に、学校の影響も大きい。

　 当たった先生の善し悪しで「子どもの人生が変わ
る」こともある。良い先生に遭遇することは宝くじで
一億円当たるよりも値打ちがあると思う。
　 良い先生に当たったら、せめて一億円分の感謝
をしてほしい。保護者がそのような考え方で学校と
接するならば、学校、教師側も期待に応えるべく
努力するのではないでしょうか？
　 「あれが足りない」「こうしてくれ」などと北風のご
とく責め立てて、学校を萎縮させるよりも、太陽の
大きさで期待と感謝を伝えるほうが、教師も「やり
がい、やる気」が高まり、学校の質も向上するはず。

　　　 　　∞∞　「学ぶ」は「真似ぶ」　∞∞

　 地域は何ができるか？

　 子どもは家庭と学校で育つ。
　 家庭も学校も地域の中にある。 だから、地域が
一番大事と考えることもできる。
　 最近は行儀の悪い大人が増えたと思う。社会の
ルールを守らない。人目さえなければ何でもあり。
法律に触れなければ、何をしても良い。
　 人間が社会生活を営む上で大切な物、身を律し、
心の支えとなる「道義心」が薄れている。
　 自分さえ良ければ他人の迷惑など考えない。
　 他人への思いやりなど望むべくもない。このよう
に大人たちの心が汚れた社会で、子供たちが真っ
直ぐに育つのは結構難しいことである。

　 庭先の道路を駐車場にしている近所迷惑な人。
　 犬の糞を道路に垂れ流しにする無責任な人。
　 並んでいる列に割り込む図々しい人。
　 人目が無ければ車を当て逃げする悪い奴。
　 障害者用の駐車スペースに駐車する奴。
　 万引き商品を買い取る店。
　 深夜まで遊び場を提供する金銭奴。
　 ごく当たり前に、日常目にする大人の光景だ。

　 大人が見せる自己中心の姿を見て、子供たちが
真っ直ぐに育つわけがない。
　 このような大人の悪を追放することが、青少年
育成にとって何よりも価値ある環境づくりと考える。