心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心
※※※ 熱いおやじのこころ紀行 ※※※
お金が舞って繁栄する社会は 人々の
精神構造を衰弱させる
vol.4
2002/12/10 http://www/kirei-ni.com/
心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心
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☆ 日本は何故衰退したか。第三章☆
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……樹木(植物)と良く似た人間社会……
樹木は地面の下に根を張って養分を吸収しながら、
地上の幹、枝、葉を育てています。
そして、季節が来れば花を咲かせ、実をつけて子孫
を残します。
人間社会では国民という幹から、政治の枝、経済
の枝、文化の枝などが伸びて国が繁栄しているよう
に見えます。
そして、樹木を支えている根の役割をしているのは
国民一人一人の精神構造のように思います。
社会を健全に保ち、さらに発展させることは人々の
精神構造の如何にかかっているはずです。
根が元気であれば、折れた枝も再生できます。
精神構造が健全であれば社会は再生できます。
根が弱った樹木は病気になるか、虫に喰われるか、
あるいは栄養不良で弱って枯れてしまいます。
精神構造が快復できなければ、社会は衰退の
一途をたどります。
∞∞葉が繁ると根が弱る∞∞
樹木にチッソ分を過剰に与えると、葉が異常に繁茂
します。青々と繁った植物はいかにも健康そうに見え
ますが、根は確実にやせ細っていきます。
だから、葉の繁茂は一時のもので、その後は衰弱
が待っていることになります。
葉が異常に繁茂した樹木は、ちょうど人間の肥満と
同じで、病気や虫に弱く、気候の変動に対応できない
不健康な状態だから。
∞∞葉が異常に繁って 根がやせ細ったバブル∞∞
嘗ての日本はお金という肥料を過剰に食べて政治・
経済・文化が繁茂し「バブル状態」になりました。
その時、目に見えない所では国民の精神構造がや
せ細っていたのです。
政治は「政官業の癒着病」に冒され、従来は絶対視
されていた大銀行さえ糖尿病になりました。
ガンに冒されたり内部から腐敗していく企業が多数
現れてきました。
以前は考えられなかった新しい犯罪が発生し、スト
レスに耐えきれない若者の暴走を止めることの出来
ない社会になりました。
肥満した社会ははすでに重度の糖尿病になってい
るように見えます。
糖尿病になって抵抗力が弱った社会を次々と病魔
が襲っているようにも思えます。
社会が病めば人々の精神が病む、人々の精神が
病めば社会が腐敗していく。
このエンドレスゲームをストップさせるにはどうした
ら良いのでしょうか?
花が咲き、良い実を成らせる力が残っているうちに。
新しい芽が
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