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※※※ 熱いおやじのこころ紀行 ※※※
※※ 青 少 年 育 成 ※※
地域の役割その3
vol.30 2006/5/11
http://www/kirei-ni.com/
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「子供を守る」最善は子供を訓練することである
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いか・の・お・す・し
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一人の時間が狙われる
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奈良・広島・栃木、狙われたのはすべて一人で下校中の小一女児だった。
休日に女児誘拐を繰り返していた警察官が非常に役立つ情報を提供して
いる。「雨の日、一人でいる小学低学年女児を白い車で狙う」の条件が揃
えば、誘拐が120%成功すると言っている。
雨の日は人通りが少なく、大声が届きにくい。
雨の日には白系の車は目立ちにくい。
一人だけなら証拠が残らない。
小学低学年は一人で外を出歩き始め、保護者もおつかいなどで積極的に
外に出そうとする年令で、見知らぬ人に親しげに声をかけられると「自分
が認められた」と自信をつける時期である。
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子供を地域で守れるか
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子供を守るためには地域に住む大人たちの協力が必要と言うが・・・・
「地域で守る」というと安全パトロールが常識になっているが、安全パト
ロールで守りきれるとは思えない。
私たちは安全パトロール、大人と子供の交流の場つくり等の活動を通し
て、住民の防犯意識と連帯感を強くして、犯罪者が入りにくい町つくりを
目指している。
そのような活動によって一定の効果はあるが、限界があることを肝に
銘じておくべきだと思っている。
しかし、地域がいかに努力をしても二四時間三六五日付きっきりとはな
らない。僅かの空白が狙われる。
結局は子供自身に「身を守る術」を身につけさせる必要を感じている。
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「いか・の・お・す・し」と言うけれど
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「いか」他人についていかない
「の」 他人の車に乗らない
「お」 大声をだす。
「す」 すぐ逃げる
「し」 誰かに知らせる
いくら「いかのおすし」と言葉だけ覚えても、緊張状態で使えるもので
は無い。たとえ大人でも。
やはり、何回も何回も訓練して、子どもたちの体で覚えさせなければ役
に立たないと思う。
日本は学校教育の指導要領に「自分を守る」教科が必要な時代になった。
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