心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心

    ※※※ 熱いおやじのこころ紀行 ※※※

         ※※ 再 親 孝 行 ※※

    vol.19 2004/3/5 http://www/kirei-ni.com/

心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心
          
           「還暦に思うこと」
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     ∞∞ 誕生日は親に感謝する日 ∞∞

   「誕生日は、産んでくれた母に感謝する日」とは、
確か淀川長治さんの言葉だと思う。
  還暦の日「誕生日の意味」について考えてみたら、
この言葉を思い出した。
  還暦を過ぎると待ちに待った年金がもらえる。
もうこれ以上の年は要りません。自分が年をとる
ことを祝う気持にはなれません。誕生日は来ない
方がよい「招きたくない日」ということになる。
  しかし、私はこれからの誕生日を「産んでくれ
た両親に感謝する日」にしようと決めた。
  亡き親を思い出し、かけた苦労に感謝する日。
親が望んだ生き方を忘れない日にしようと。

  両親を故郷から呼び寄せ同居したのが24年前。
父とは7年間一緒に暮らすことができました。
母も6年前に他界し、妻の両親は孝行のまねごと
すら出来ない内に、昨年見送ってしまった。
  今までの自分を振り返ると「親の面倒を見る」
ことで十分な親孝行ができていると勘違いしていた。
だから、親からは感謝されても、自分から感謝
することが一度もなかったように思う。
  自分がした親孝行に比べれば、親が私を産み育
てた苦労と心配は何百倍何千倍も大きかったこと
を忘れずに生きて行きたい。

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 ティンサグの花(ピンク色のおしろい花)
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 沖縄に「親のありがたさ」を教える歌がある。

 ティンサグの花は爪先に染めて
 親の言うことを心に染めよ
 夜空の星は数えることができるだろうが
 親の教えは数えることができない



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