心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心 ※※※ 熱いおやじのこころ紀行
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※※ 青 少 年 育 成 ※※
地域の役割その2
vol.29 2005/12/19
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心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心
「自らを守る意識がない人」を守るのは難しい
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 「防」意識の薄い日本人
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治安が悪く、どこそこに危険が潜んでいる社会では、「自分のことは
自分で守る」という意識が育ちます。いわゆる「人を見たら泥棒と思え」
という性悪説の社会だからこそ、生きていくために欠かすことの出来な
い「防」の意識が生活の知恵として育つと言えます。
一方、かつての日本のように治安がしっかりした安全な社会では、無
意識のうちに「守られるのが当然」という考えが刷り込まれ、「自らを
守る」意識が育ちませんでした。
安全な社会であれば、とりたてて「防」を意識する必要はありません。
犯罪に巻き込まれて傷つけられたり、命や財産を失うことが少ないから。
最近の日本社会は安全を自慢できない社会になってしまいました。
想像もつかない形の犯罪が出現し、しかも多発しているからです。
日本特有の道徳観や倫理観も失われつつあります。
「環境に適応すること」は私たちが生きていく上で重要なことです。
これからの日本人は、決して安全とは言えない社会で生きていく覚悟
が必要のはずです。
自分と家族を守るために、親しい仲間を守るために「防」の意識が必
要な時代になったと感じています。
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子供たちを守ることができるか?
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「小学生が殺される」痛ましい事件が続きました。
私たち地域の有志は地域を守るためにいろいろな
活動をしています。
今年の夏休み前に地域の小学生全員に防犯ブザ
ーを配りました。
子供と保護者を集めて、ブザーの付け方も説明して
配りましたが、 ランドセルに携帯している子供はちらほ
らで、大変残念に思っていました。
そのような時に、小学一年生殺害の事件が相次いで
発生しました。
その影響で半分ぐらいの子が防犯ベルを携帯する
ようになりました。
それでもなお、防犯ブザーを付けていない残りの半
分の子の親たち はいったい何を考えているのでしょうか?
このような親を「バカ親」と呼んではいけないでしょうか?
地域や学校が「子供たちを守れ」といかに努力をしても、
完全に守りきれるものではありません。「子供を守る」
意識が希薄な親の子を 守るのは大変難しいものです。
手助けの必要な人を援助するのは当然のことと認
識していますが、 守る側の努力の必要性ばかり叫ば
れて、守られる側の努力が求められない傾向が見ら
れます。
「天は自ら助くる者を助く」と言います。
「天は自ら守るものを守る」のではないでしょうか?
子供たちに、「声かけに対する対処法」などを学ばせる
必要を感じています。
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