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    ※※※ 熱いおやじのこころ紀行 ※※※

     ★時代が変われば価値観も変わる2★

      子供たちに通じない大人の価値観

            vol.7 2003/3/5
         http://www/kirei-ni.com/

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      ☆時代遅れを気づかない大人たち☆
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  「近頃の若い者は」は世界の共通語で、世界で
一番歴史の古い言葉ではないかと思われます。
  古代エジプトのパピルス(紙)にも「今時の若い
者は・・・・」と記されているらしい。若者が作り出す
価値観を認めようとしないのは、大昔から続いてい
る大人の習性のようです。
  若者が大人の価値観を全て受け入れて育つの
は、はたして正しい姿なのでしょうか?

  私たち大人がまず認識すべきことは、正しいと
信じ込んでいる価値観が「継承し守り続けなけれ
ばならない価値観」ばかりでは無いことです。

  昔は正しかったが、今は邪魔ということで「作
り変えなければならない価値観」があるわけで、
若者が古い価値観を破棄し、新しい価値観を生み
出すからこそ時代は変化し、発展していくのでは
ないでしょうか。

  私たちは「そのことに気づき、若者を理解でき
る大人」にならなければなりません。

  昔の価値観に凝り固まったままで「今時の大人
は・・・・・」と言われる大人が増えているのではな
いでしょうか。

     ***** 大人と子供の今昔 *****

  昔、子供たちの好奇心に答え、知識欲を満たし
てくれるのは親、教師、地域の大人と限られてい
ました。彼等は子供にとっては大事な先生だから、
叱られても素直に従わざるを得ませんでした。

  今、子供たちの先生はテレビであり、子供同士
が交換する情報になっています。 現代の子供た
ちは自らの精神的成長に「親も教師も地域の大人
たちも用はない」と判断しているから、大人の言う
ことを聴く必要がないのです。

  昔の子供は「長幼の序」を教えられていたから、
無条件で年上の人には従うのが普通で、年さえと
れば誰もが大人として認めてもらえました。

  しかし、現代は大人の言動を評価できる利口な
子供が多くなりました。 「よほどしっかりした大人」
にならないと年長者として認めてくれません。
  子供目線で子供たちを理解し、彼等の可能性に
協力できる大人になりたいものです。

      

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